2007年5月26日土曜日

人間のこと、信用してますか?

ひさしぶりに、以前読んだ本を、読み返しました。

「十二国記シリーズ」の、1作目だったんですが、なかほど、

主人公が、さんざんひどい目にあって死にかけて、ようやく、味方が現れるんだけど、

なかなか、その人物を、信用しきれない・・・・・・というくだり、

なんか、泣けてきちゃいましたよ。

私は、この主人公ほどにはひどい目にあってないと思いますが、

それでも、人を軽々しく信用しちゃあいけない、とは思います。

でも、ついには、この主人公が、人を、再び、信じることができたように、

少しずつ、信じていきたい、と思っています。

人は、裏切る生き物だ。・・・・・・その前提に立ってこそ、ほんとうに、

人を信じるということが、どういうことなのか、そして、どんな価値があるということか、

かみしめ、味わうことができる、そう思います。



政治家も国民を信じていませんし、国民も政治家を信じていない。

教師は子供を信じていませんし、子供も教師を、信じていません。

親は、子供を信じないし、子は親を、信じたくても信じさせてもらえない。



あるていど、いや、カナリ、これが現状に近いのかと思います。

ひとを、しんじる。

どうやって、信じたらいいと思いますか?

・・・私なりには、糸口は、見つけているつもりです。

ちょっときついけど、楽しい旅です。

さあ、きょうも、出発の時間・・・ですね?

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